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18.11.02

新レザーブランド「PIHAKAPI」のヒストリー

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k3で取り扱っていたブランド「ヴェジャス(VEJAS)」はニューヨークのアンダーグラウンドシーンから彗星のごとく登場し、AW15コレクションで鮮烈なデビューを果たしたが、この「ヴェジャス(VEJAS)」デザイナー Vejas Kruszewski(ヴェジャス・クルシェフスキー)が、新レザーブランド「Pihakapi」のクリエーティブディレクターに就任した。


今回はこの新レザーブランド「Pihakapi」のヒストリーに迫ります。


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1.HISTORY--歴史


1979年にBruno MorelliがEmpoliのTuscan自治共同体にレザーアパレル製造業"PELLEMODA"を設立し、
1990年Brunoの子供、AzzurraとGiampaolo Morelliが名門のインターナショナルブランドの為に革服製造業としての進歩を始めた。


生産技術やクオリティーにおいて成長をし続け、2018年にPELLEMODAはブランドPihakapiを思いつき、イタリア産業をベースに現れた。Vejas Kruszewskiが自身のブランドで使う素材を同社と製造する過程で、PELLEMODAが彼の才能に惚れ込み、ディレクターとして起用した。イタリアの先駆的な革物製造会社PELLEMODA とクリエイティブディレクターVejas Kruszewskiのコラボレーションが誕生し、初のコレクションはパリで発表した。


2.DNA--世界観


PRAGMAMTISM  現実主義


INTUITION  直感


ANIMALIC 昔からの動物と人間の関係性を発展させる


Pihakapiは未来の為のレザーワークショップで、革という手段通して、ラグジュアリーなものづくりの遺産とそれに合わせたデザインを掛け合わせました。


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3.About "Pihakapi"  2018 AUTUMN / WINTER COLLECTION


「この初めてのシーズンはモダンなレザーワークショップとしてPihakapiの運営のために基盤を固めることに関してのコレクションだ。トレンチコート、バイカージャケット、ファーコートやジーンズ等クラシックな洋服を再解釈する形から始まった。私は対角線のグラフィックの性質に引き付けられ、縫い目やカラーアレンジ、裾、ファスナーとベルトにその要素を反映させた。その他、牡牛の角のような長くて尖がっている襟の服が見られたり、画像の太い太ももとスリムな足首の形を模写したパンツや袖のシルエットはまるで牡牛が立っている姿に見えるように表現した。」Vejas Kruszewski


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① ベルトディテールのパンツ。
②パンツと皮革の不規則なギザギザのエッジを真似し、レジャーカットしたコットンシャツ。
③ファブリックとファブリック、ファブリックとレザー、レザーとレザーを熱接着させた生地はこのコレクションの様々なところで見られる。熱接着は技術的な挑戦で、パリパリした感触と薄い仕上げが出来た。
④色々なアンティークアビエイターハットを混成させ、黒いカーフレザーに対比するトップステッチで完成させた。
⑤モンキーブーツのシグニチャー要素(Oxbloodカラーに染めたレザー、鮮やかな黄色い紐と曲線のトップステッチ)をブルゾンの形で新たに想像してみた。モンキーブーツはチェコ軍が履き始め、60年代にはロンドンのモッズ文化に、80年代にはパンクサブカルチャーに分裂された。
⑥アランニットセーターのベースにラムレザーを接着し作ったジャケットは外部の浮き彫りが魅力的だ。


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Pihakapi 2018 autumnコレクションのキャンペーンはThomas Petherickに依頼したスカルプチャー作品で、未来のレザーワークショップとしてのブランドの意図を表した。乗馬蔵はブラック色素を塗った抽象的な鉄フレームの上に合成素材のレイヤーを乗せ、改造された。


作品は乗馬蔵の製造にとって革の歴史的な使用や必要性と、人間の肌と動物の革の接触の暗黙な緊張を分析している。その他薄いカーフレザーは人間の耳の形のモールドで作られた。


キャンペーンはArnaud Lajeunieが撮影、Haley Wollensがスタイリング、VLFにディレクティングされた。


Vejas kruszewskiの新しいプロジェクト、Pihakapiはメンズとレディースコレクションで世界にデビュー。


そこにはロゴTシャツもないし流行りのストリート風でもない。


その代わりに、彼は自分自身のブランドでやっていたように、トレンチコート、ライダースジャケット、Tシャツなど平凡なアイテムにひねりを入れ、穏やかで綺麗なready to wearコレクションを発表した。



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19SS Vejas kruszewskiのムードボード



4. デザイナーインタビュー


多くの方々がなぜLVMH Special Prizeの受賞者が自分のブランドは休憩させ、知られていない新しいブランドのディレクターをすると決めたか謎に思うかもしれない。


それは生産の話から始まると思う。Vejasの2017秋冬コレクションに、デザイナーはイタリアに布帛の洋服工場も持っているPELLEMODAに生産を依頼した。


Kruszewski:「その時にPELLEMODA は彼らが新しく初めている企画に提案してきた。それはPihakapiという自社ブランドで、タイミングが良かった。多くの小さいブランドは立ち上げから、運送、生産、クォリティーや納品で苦労する。PELLEMODAは製造から直接そういった過程を繋げればもっとスムーズにできると気づいたのがスマートだった。」


大きい生産会社と一緒に仕事をしているVejas kruszewskiは独立したブランドとしてはできないような、商品の数量を気にせずサンプルを作ること、合理的な価格で商品が出来上がることが可能になり、自由にクリエイティビティを広げられた。


Kruszewski:「私たちは最高レベルの生産過程を行いながら、最後には他のヘリテージレザーブランドより近づきやすいプライスにバランスをとっている。」



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Vejas kruszewskiのデザインインスピレーションやスケッチ



特にこのコレクションに期待できることはレザークラシック。彼は初めてのシーズンにはシンプルにしておきたかったという。


Kruszewski:「私はヘリテージな要素との遊びと重要なアイテムを繰り返すことをたくさん思っていた。誰でもライダースジャケットやデニム、ファージャケット、トレンチコートなどを持っている。曲線の形になっている牡牛の角はKruszewskiのデザインプロセスにインスピレーションとしてなった。とんがっている衿や波打つギザギザの生皮のへりのような裾がそれを表す。」


彼は笑いながら言った。


Kruszewski:「多分みなさんは何を参考したか気づかないかもしれない、でもそれがこのコレクションの意図だ」


彼とのインタビューの終わりが近づいた頃、彼は「Pihakapiはデザインと技術の為の実験室だと表現していた。」



<PIHAKAPIのデザイナー、Vejas kruszewskiとVogueのインタビューから>



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